アカデミー3期生 AYAさん
(i-color:バイオレット)
Short profile
2013年 大学卒業後、東京のメーカー財務部に入社
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2017年1月 ドイツに関わる仕事がしたいと、日本で転職活動を始める
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2018年1月 東京からアカデミー講座・第3期をスカイプ受講
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2018 年6月 現職の傍ら、東京のドイツ語学校で事務・会計の仕事を始める
ー 講座を知ったきっかけと、受講を決められた時の心境を教えてください。
新卒で入社した会社で5年ほど財務の仕事をしていたのですが、とにかく今の職場がイヤで飛び出したくて、受講の1年くらい前からずっとモヤモヤしていました。転職も考えていたのですが、転職したら自分は満足できるのか?というとそういう確信もなくて…。ドイツが好きだったので、一時期はドイツで働くことも考え、その頃に綾子さんのブログを見つけました。
「モヤモヤの原因を見つけたい!」と思って参加したi-colorバイオレットの会で、職場で周りの人に対して心を閉ざしている自分に気が付きました。その時「先が見えなくて苦しい時は、自分なりの期限を決めて悩むといいよ」というアドバイスを綾子さんにもらい、年度末までに会社を辞めるかどうか決めよう!と心密かに決意したんです。年明けに、アカデミー講座・第3期が開講すると知って、自分なりの答を出すために日本からのスカイプ受講を決めました。
AYAさんが書き出していた自己分析シート。
ー 実際に受講されてみて、どんなことに気がつきましたか?
これまでは「会社がイヤだな…」と思っても「なぜイヤなのか?」ちゃんと向き合っていなかった自分に気がつきました。「感情的になりたくない」「いつも平常心でいたい」そんな気持ちが強くて、職場でいつも自分の気持ちを見ないようにしていたんです。
アカデミーでは、自分が仕事に対して不満に感じていること…例えば「仕事が1人で完結してしまう」「上司が自分のキャリアや可能性に関して無関心」などを掘り下げていく内に、わたしの仕事に対する不満の原因は、全て孤独感や寂しさに起因していることに気が付きました。
ずっと蓋をしていた自分の気持ちと向き合うのは大変でしたし、職場でいつも周りに意識が飛んでしまうブレブレな自分に「もうダメなんじゃないかな...」と思ったこともあります。そんな時は、綾子さんのブログにあった「自分を幸せにすることにどこまで本気ですか?」という言葉を思い出し、何度も「私は自分を幸せにするんだ!!」と決意し直していました。
実は、職場に苦手な人がいて、思ったことをはっきり言う感情的な元上司(i-colorオレンジ)のことが、どうしても許せなかったんです。
でもこの講座で「苦手な人は自分に足りないものを教えてくれる人」という考え方を知って、自分もその上司のように思ったことを発言していいんだな、と気がついたんですね。その上司の方とは仕事で時々飲みに行く機会があったので、スクーリングが終わったある時「今日はありのままの自分を出すんだ!」と決意して飲みに行きました。
そしたら、お互いすごくオープンに話すことができて、これまでずっと自分の中にあった上司への恐怖とわだかまりが溶けていくのを感じたんです。
それ以来、職場で少しずつ自分を出せるようになり、周囲の人にも不思議と優しくできるようになって…気がついたらあんなに強かった「会社を辞めたい!」という気持ちがなくなっていました。信じられませんが、自分を出せるようになったことで、今の会社にもわたしの居場所ができたんだと感じています。
ー ご自分で行動を起こしたことで自分の現実を変えていったんですね。
そうですね。講座を受けて自分の本音がクリアになっただけでなく、思ったことを素直に行動に移せるようになったのは大きいと感じています。これまでは自分の本当の気持ちに気付くこともできなかったし、気づいてもなかなか本音のとおりに行動できない性格でした。
講座中、自分はハーブが大好きだった!ということを思い出し、先日はハーブ農園に行ってきました。将来は自然やハーブに関わる仕事をしてみたい、と感じています。
また、以前からずっとドイツ語を習いたいと思っていたので、ドイツ語学校の体験講座にも行ってみたのですが、なんとそこで会計ができるスタッフを探していると知り、ひょんなことから週末にお手伝いすることになりました(注:AYAさんの現職は財務部)。
これまでは、ずっとドイツに関わる仕事をしたいと思っていて、それが日本にいながら綾子さんを知ったきっかけでもあったので、思わぬ形で夢が叶って嬉しいです。しかも、スタッフはその学校のドイツ語講座を無料で受けられるんです!
アカデミーを修了してから、いつも「自分はどう思っているんだろう?」と自分に意識を向けるようになり、人生をすごく丁寧に生きてる感じがします。もっともっと自分を出せるようになりたいので、これからも自分と向き合い続けていきたいと思います!
ー どうもありがとうございました!
(インタビュー 2018.06.17)
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